ひとつずつ戻る。 


血管拡張剤と利尿薬を飲ませ始めてから、
ちょうど2週間が経った日。
ひおりに、良化の証明のような変化がありました。


水浴びしてみたの。

水曜日。
朝起こしてみると、床で座って寝ていた前夜までとは違い、
止まり木にしっかり立っていました。
ウンチも、止まり木のまわりにたくさん落ちています。
ああ、やっと一晩中、止まり木につかまって眠れたんだ。

木曜日。
昼間、保温室の中で急に羽ばたきました。
これは、なぜかいつも夕方にひおりがやること。
理由は分からないけれど、保温室の中でバサバサバサ!と
身体が浮くほど羽ばたいたりするんです。
これも、久しぶりに見ました。

そして夕方になると、執事の腕の毛を楽しそうにハミハミしました。
これも日課でした。執事、やったー!と大喜び。

執事の保定も上手になって来たって!

金曜日。
なんと水浴びをしました!
頭も保温室の中も、もうビショビショ。
水浴びできるほど体力が戻ってきたかと歓喜。
しかもその後は、小さく呼び鳴きまでしました。

土曜日。
いままでは投薬されると即、だるそうに眠りに落ちていましたが、
この日はわたしの肩でしばらく遊んでいました。
そしてわたしの耳をツンツンとお返しグルーミング。
うっわ~!すっごい久しぶりだよ!


そのほかにも、昼間に深い背眠をしなくなりました。
ウンチが太くなってきました。
お薬を飲むのが上手になりました。
外に出たがるようになり、出ると帰るのを嫌がるようになりました。

お薬ちょっと甘いから好き!

ひとつずつ、以前の元気さが戻ってきています。
こんな小さくてなにげないことが、
ほんの2週間くらいなのに、うわ、懐かしい!なんて不思議。

明日には、「あーん、もう!」って言いたくなるくらい
ぴっぴき、ぴっぴき呼び鳴きしてくれるかもしれない。
すぐそこの未来が信じられるって、すばらしいな。




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ただいまミラクル発動中。 

調子を崩してから約2週間。
ひおりはその後もがんばってお薬を飲み続け、
食欲だけなら普段通りのペースに戻りました。大食漢!

随分良くなりました。

とはいえ、食べている以外の時間は
ほとんどウトウト眠っているような毎日。
利尿剤を飲むととたんにダルそうになって眠ります。

眠り方も背眠したり、しなかったり、
眠る場所も床だったり、止まり木だったり、
絶好調を100とすれば、まだ70%程度の回復かな。

たまに窓越しですが日光浴をすると、
身体がヒーターとはまた違う温まり方をするのか、
とても気持ちよさそうにしています。

目を閉じているひおりの顔を眺めていると、
よくなってきたなあ、とうれしく思うのと
不意にいなくなっちゃうんじゃないか、って不安も時々。
まあ、飼い主ふたりは山場を越えてホッとしてはいます。

お日様大好き~!

まだお水は残っているらしく、おなかは少しプニプニ状態。
呼吸のスピードはかなり落ち着きましたが、
胸の音もゼイゼイ鳴っているそうです。
たぶん、水は肺までいってたと思う、と先生。

良化してきて気持ちが落ち着いたからこそ、
そこまで深刻な状況だったんだと、あらためて。
ああ、怖い怖い

でも、ひおりは「食べてくれさえすれば、なんとかなる」子!
そう思っています。
ミラクルひおりの生命力を信じています。

あったかいでし。


寒くなってきましたね。
いま、室内の事故で病院へ駆け込む鳥さんが増えているそうです。
「ふんづけちゃった」とか
「熱い鍋の中につっこんだ」とか。

なにがどうしてそうなるのか、不思議!なのが事故というもの。
こたつや鍋料理、注意しましょう。



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ひおり危機一髪。腹水(3) 

いま状態が良化したからこそ言えることですが、
背眠するひおりを眺めながら、わたしは、
これはひおりにとっては、ゆるやかな
「終わりのはじまり」なのかな、と考えていました。

もちろんいまこの瞬間も、
もっと重篤な状態と闘っている命は星の数ほどあるわけで
そういう方からはお叱りを受けそうですが、
ある意味、生きものはすべて、終わりに向かって生きている。
早い遅いがあるだけで、みんな公平。みんな余命。

わたしだって同じだよなあ、なんて考えました。
ふふん、少しウツに入っちゃいますね。

お外に出たいのに出してくれな~い!

ひおりはこれから、もしかしたらお薬は切れなくなります。
いつか切れるかもしれないけど、お薬との距離は、確実に近くなりました。

先生は「心臓がここまで進行してしまったか、と残念」と。

「終わりのはじまり」はつまり、長いスパンで考える「老年期のはじまり」。
薬となかよく付き合っていくことで、毎日の健康は保たれる。
わたしだって、毎日の血圧と喘息の薬は欠かせません。

そういう年齢に、ひおりもいよいよ突入したというだけです。
落ち込むことはないし、悲しむこともない。
けれどやっぱり、どこか焦燥感みたいなものがある。


ひおりはもうすぐ4歳になります。
鳥さんって、最初の1年で約20歳、
その後は1年ごとに約7歳、なんだそうです。
そうすると計算上は、ひおりはまだ40歳ちょっと?になるのですが、
マメはやはり平均寿命がそう長くないので、
その分もう少し、歳を取るのも早いかもしれませんね。

たくさんの鳥さんを見ている看護師さんの実感としては、
ひおりは「50~60代ちょっと」くらいだと思います、と。
いやー。いいオッサンを通り越して、軽くジジイじゃないかあ!


毎日「ひおちゃーん!」「かわいい~」なんてやってますが、
病弱な美少年だったはずが、いつのまにか持病持ちのオヤジ

ふうぅ。そりゃ、その年頃ならいろいろ出てきますよねえ。
検査するたび、なにかしら引っかかる自分を思います。

お薬嫌いだけど、甘いのが入ってるので飲めるの。

でも、ひおりもわたしもアクティブシニアですからね。
そう簡単にはへこたれませんよん。

ひおりも一緒に、薬とながーいお付き合い。



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ひおり危機一髪。腹水(2) 


利尿剤と血管拡張剤、それに抗生剤の3つの薬を朝と晩。
なんとか飲ませつつ、経過観察中です。

少し元気になったの!

食欲はあるので、ほんとに「食っちゃ寝」状態のひおり。
止まり木にもとまれるようになり、羽づくろいもできます。
呼吸もだいぶゆっくりになりました。

回数は少ないけれど特大サイズのウンチ(3個分くらいある)、
尿は普段より多めの感じ。
軽く脱水になった方がいいくらいなのに
ひおはペレットを食べるために、しっかりお水も飲むんだよね。

溜まっていた腹水は、たぶん0.5~1ccくらいと先生。
ネットや本で調べると、ぽっこりと破裂しそうなほど
おなかが膨らんだ鳥さんの写真などが出てきますが、
ひおりはあんなには膨れていませんでした。
心なしか、下腹がもったりしてるなあ、くらいの感じ。
それでここまで状態が悪くなったのですから、
あそこまで膨らんでいたら、本当に命にかかわりますよね。

エコー検査の写真です。
白い扇形のなか、左上の方に黒くなっている部分がお水なんだそう。

エコー写真。

腹水を抜く方法としては、利尿剤を使って体外に自然に排出させるか、
あるいは注射器で直接水を抜く方法があります。
ひおの場合は、水が溜まっている場所が微妙で
ほんの5mmほどしか針を刺す場所がないんだそうです。
へたすると、肝臓に針が刺さってしまいかねない。
さすが、身体の小さいマメルリハ。
針で抜いてしまえば一気にラクにはなるのですが、リスクが高い。
ということで、投薬治療になりました。


前回健診からまだ10日。体調に変化があったのは、ほんの3~4日前。
水ってそんなに急激に溜まるの?と思いましたが、
そういうものらしいです。
東京も急に冷えたので寒暖差も負担になったのかもしれません。
本当に、病院へ行くのが一日遅れていたら…とヒヤリ。

先生は、まあ半分はわたしたち飼い主への警報だと思いますが
「肺水腫になりかけていたかも」と。

お薬嫌いかも~!

でも、いったん水が抜けたとしても、また溜まる可能性はある。
落ちてしまった心機能は回復しないから、
血圧を上げないようにすることが、今後の生活のポイントです。




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ひおり危機一髪。腹水(1) 


前回健診から10日ほどしたある夕方のこと。
食後の体重が、とん、と前日より1g増えていました。
おや?いきなり増えてる。そんなにたくさん食べたかな?

ポンポン痛いの~!病院いくの?

次の朝、ウンチがどうも少なめでした。
昨夜の体重からすれば、普段よりもっとウンチが増えているはず。
なんだか腑に落ちないなあ。ちゃんと食べているのに。

また次の日。やはりウンチが少ない。少なすぎる。
体重は変わらず。でも、前日までとは違って食欲がなさそう。
全体におとなしいし、眠りがち。呼吸もやや速い。
それに、しきりにお尻の方を気にしてるんだよなあ。と、
その日は留守番だった執事。
帰宅したわたしも心配になり、もう受付時間外でしたが病院へ連絡。
翌日の朝に診察となりました。

わたしと執事は、なにか排泄肛のあたりの炎症とか、
もしくは何か詰まってしまってウンチが出ないとか、
何か腫瘍などできていたら大変だね、などと予想していました。
ところが…。


おなかが張っている、というので急遽レントゲン&エコー検査。
なんと、おなかに水が溜まっている。腹水、でした。

おそらくは高血圧によるもの。
ひおは元々、ザッザッと心雑音が聴こえていましたから、
なにかしらの心疾患はありました。
その心機能が落ちて血圧が上がり、血液中の水分が血管の外にしみだす。
そして体内に溜まる。

レントゲンでは、腹水で胃や肝臓が圧迫されているのが分かりました。
これだとウンチも出にくいし、ごはんも食べにくい。
息もしにくいから、呼吸が速くなる。
止まり木にとまっているのもキツくなる。
そう、その前夜から、夜は止まり木を降りて床で寝ていたんです。

さて、どうするか。先生と飼い主の話し合いです。
普通ならすぐに入院
治療は利尿剤と血管拡張剤が主体になるけれど、
薬で水がどの程度出てくれるか、くれないか、
先生としてはひと晩経過を見ないと不安だと。
でもこの子の場合は、入院するとおそらく食べなくなってしまう。
そうなると体力が落ちていくばかり。

お注射してきたの。

悩みましたが、やはり連れて帰ってきました。
利尿剤と抗生剤を注射してもらい、血管拡張剤を飲ませ、
ひと晩自宅で様子を見て、また翌日に診察を受けることに。
チアノーゼなどの兆候があれば緊急電話をすることにしました。

結果としては、ちゃんと薬が効いて尿が普段よりたくさん出てきました。
まだ背眠しがちではあるけれど、起きているときは顔つきもシャキッとして、
ごはんも自分からガツガツと食べてくれました。
おなかのハリが緩和されて、少しはラクになったみたい。

高血圧かぁ。
そういえば1か月くらい前には、眼圧が上がってしまったんだった。
あれも兆候だったのかな。だったら両目に出たはずだよねぇ。
はあぁ。緊張の3日間。



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