守護天使ひなた。 


3月11日の金曜日、午後2時46分ごろ。
家を出て、駅のホームへ上がるエスカレーターの上でポケットの電話が鳴りました。
もう電車が入ってこようとしていたタイミング。

いつもなら電話には出ないで電車に乗ってしまうのですが、
そのときはなぜか、電話に出たわたし。

今日も空からパトロールします!

「揺れてるよ!大きいよ!うわー!」と、まだ家にいた執事の声。
「え?え?」と、まだ揺れを感知していなかったわたし。

その一瞬あと、立っていられないほどの揺れが襲ってきました。
うわわ!頭上の鉄骨や照明を気にしながら、そばの鉄柱にしがみつくわたし。
ホームは悲鳴と子供の泣き声。
な、なんなんだこの揺れは!?

「あー、あー、あぶないー!うわーっ!」ブツッ、ツーツーツー。
執事が絶叫しながら電話が切れました。

ええっ!何が起こったの!

元気だしてね!

最初の大きな揺れがおさまったあと、すぐに自宅へ戻りました。
執事が何かに倒されて身動きが取れなくなったかもしれない、と思いました。
マンションへ急いで帰り、エレベーターは止まっていたので階段で6階まで。

ほっ。執事は無事でした!
(あまりの揺れに気が動転して、思わず電話を
「ぽちっ」と切っちゃったのだそうです。おい!)

室内は荒れ、花器が割れ、本や書類が本棚から落ち、
パソコンのハードディスクが横倒し。
でも、ひなたの写真やお花やお骨は無事でした。

きぼちいぃ~!

プライベートでは、わたしの故郷が津波被害を受けていました。

当初は家族と連絡が取れず心配しましたが、なんとか無事とわかりひと安心。
相当の損壊はありそうですが、家も奇跡的に残ったと聞いています。

でも、周りの状況を考えると手放しでは喜べません。
もっと甚大な被害を受けた町や人たちがたくさんいます。

ひなたが救ってくれたのかなあ、と執事と話しました。
電車に乗らずにすんだこと、家族が無事だったこと、実家が持ちこたえたこと。

「電話だよ!出て!」と電車に乗るのをとめてくれ、
「こっちきちゃダメー!」って、
翼を広げて大波から家族や家を守ってくれたのかもしれない。

津波はだめ~!

きっとそうだね。

ほんとうにありがとうね。
できたらもう少しだけ、お願いしてもいい?

そっちに渡っているあーきちくんと、他のおともだちと力を合わせて、
悲しい思いをしたみんなが、元気に立ち上がれるように見守って。

楓菜さんありがとう。

↑これは「マメルリハ~緑と青のちっちゃなやつら~」の楓菜さんが描いてくれました。


とんでもなかった3月が、終わろうとしています。

だいじょうぶ。立ち上がれる。



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