1泊2日の入院。


ある朝、執事が保定をしメガバクのお薬を飲ませたところ、
ひおりが急におかしくなりました。

苦いお薬は嫌いでし!

「コンパニオンバードの病気百科」によると、
星見様姿勢(スターゲイジング)というのでしょうか。
まるで歩きながら空を見上げて、固まってしまったような体勢。

そのまま数秒?十数秒?おかしい、と思いました。

止まり木に立ったまま動かなくなっているひおりを、執事が取り出しました。
足もきつくグーに結ばれてしまい、なかなか止まり木から外れません。
なんとか足指をほどき、手に包んで、名前を連呼しながらマッサージをしました。

朝起きて、お水やごはんを口にする前にお薬を飲ませたから
刺激が強すぎたのでしょうか。

ひなたお兄ちゃんに会ったような気がするの。

ひおりの場合は、もしかしたら脱水か低血糖かも、とも思いました。

懸命に呼び続けるとかろうじて目を開け、また閉じました。
『だいじょうぶ!足には力がある。首も落ちてない。がんばれ!』
パニックな頭で、できることはないかと考えました。

なんとか水分を!と思い、水を注射器で口元へ。
くちばしは開けてくれないので、
くちばしの先を湿らせるくらいしかできませんでしたが、
それでも舌先で少しなめてくれたらしく、また目を開けてくれました。

目は開けてくれたり、、閉じてしまったり。
しばらくそんな時間が過ぎた後、
不意に大きな声で「ぎゃー、ぎゃー、ぎゃー!」と叫びました。

一瞬あーきちとひなたの最期を思い出し、恐怖しました。

でも、「ぎゃー、ぎゃー、ぎゃー!」の叫び声は徐々に
「きゅー、きゅー、ひゅー、ひよー、ひよー」と澄んだ鳴き声に変わりました。


そうやってなんとか持ちこたえさせながら、病院に緊急電話。
まだ診療前の時間でしたが、先生とお話できました。

「誤嚥(ごえん)かもしれませんね」とのこと。

メガバクのお薬がややねっとりとしたものなので、
執事が飲ませたときに気管に入ってしまったかもしれない。
とりいそぎ連れて行くことにし、すぐ車で出発しました。

お薬飲ませるの、気をつけてね!

診断はやはり誤嚥による呼吸困難でした。ひおりは顔色が悪くなり、
くちばしは白っぽく、まぶたが黒っぽくなっていました。

「わかりますか?少し神経症状が出ていますね」と先生。

保定されているとき、そしてプラケースの中で立っているとき、
ぴくん、ぴくん、と身体の片側が小さく痙攣していました。

結局その日は抗生剤と水分補給のための注射をして、様子を見るために入院することに。
痙攣の症状は、時間をおいたら自然におさまったようです。

翌日には先生から連絡があり、『体重も戻り、よく食べ、よく飲み、
シャキッとした顔で快適そうにしていますよ~』 とのこと。

一泊二日で、無事退院となりました。

お泊りは案外たのしかったよ。

メガバクは菌がすでに消えていたこともあり、あとは週1回の注射治療に変更。

執事は「人災だ。おれのせいだ。ひおりゴメンよ~~」と、
かなり心的ショックも受けたようですが、
ひおりが元気に戻ってきてくれたので本当によかった。

ひおり。がんばってくれてありがとう。
苦しい思いをさせちゃってごめんね。




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コメント

そんなことが!!

こんばんは、ちゅん子です。

ほぇぇ!!そんなことがあったんですか。
でも1泊2日の入院ですんでよかったです。
ひおりちゃん、小さな体でよく頑張ってくれましたね♪
写真の感じだと、やっぱり心なしかほっそりしてしまったような…。
やっぱり、目もとのアイシャドウのせいで、ちょっと顔が青白く見えますね。。

執事さん、きっとショックでご自分のせいだと思っておられるでしょうけど
飲み込むところまではお世話できないので、しょうがないですよ。
まだ、ひおりちゃんねむねむで、半分寝ぼけたままだったんですかね~~。
もし、薬を飲ませてハイ安心、じゃあ行ってきまーすっていう感じで
お二人がお出かけでもしていたら、命にかかわっていたかもしれないですね。
今回のことはたいへんでしたけど、お二人ともおうちにいたし
不幸中の幸いでした。
もう、お薬もなくて注射だけだし、これをきっかけにいい方向に行きますように♪
ひおりちゃん、大丈夫♪♪ 頑張れ~♪♪

はぁ~っ、良かったぁ~(>_<)
読んでいてハラハラしちゃいました。
ひおりクン、辛かったねぇ。。。よく頑張りました!
パパさんもママさんも大変ビックリしましたね。
での、お薬がなくなり一安心ですね。
あとは注射かぁ、、、う~む、痛そうだなぁ、、、
オバちゃんも注射はイヤだからなぁ、、、(汗)
でも、ひおりクン、もう少しだ~(^_^)/

Re: ちゅん子さん。

はい~、大変でした(涙)。
まだくちばしはちょっと白っぽいのですが、もう大丈夫です。
むしろわたしの方が、血圧上がって鼻血だすありさま(笑)。
メンタル弱いなーって思い知りました。
でも確かに、あの日あのまま出かけたりしていたら大事故でした。
それだけはラッキーでしたね。
もっとお世話が上手にできるようにならねば!と思った飼い主です。

Re: まりんさん。

ハラハラさせてしまってすみません。
いまはもう大丈夫です!むしろ前より元気になりました。
お薬ストレスからの解放も大きいのかもしれませんが、結構ご機嫌です。
小鳥の注射は本当に細いので、犬さんや猫ちゃんとは違うんでしょうね。
でもやっぱり痛いのはイヤですよね。
あ、わたしは血管が出なくて毎回看護士さんにイヤがられます(笑)。

あぁ、良かった~~
速攻、お医者さんに行けたのが良かったですね、これが休診日だったらとか・・・
ひおりたん、ちょいドキドキさせられるけど、やっぱりラッキーボーイだわ

読みながら、めっちゃドキドキしましたよ。ふぅ~・・・。
とりあえず無事に回復してくれたようでよかったです。
ただひとつ、執事さんに・・・。
今回のことはいわゆる人災とは違いますよ。
一般的な「気をつけていれば防げた事故」とは違いますから。
プロ(病院の先生)ぐらいの知識がある人や
以前に同じ体験をした人なら話は別ですけど
そうではない人が、薬を飲ませるときに
「誤嚥があるかもしれないから気をつけなくては・・・」って
考えることはないでしょう。
しかも薬を飲むのが初めてだったわけでもないのでなおさらです。
なので、今回のことは忘れちゃいかんですけど
気にしすぎないようにしてくださいね。
執事さんのせいじゃないですよぉ~!!

今まで我が家でも何度もインコ達に投薬してきましたが
当たり前のようにちゃんと飲んでくれていたので
誤嚥に注意しなきゃ・・・なんてことを
注意したことなんてなかったんですが、
ひおりくんが苦しみ、Rakuちゃんがブログにしてくれたのを無駄にしないように、
しっかりと今回のことを知識として頭にたたきこんでおきます。

ひおり君よかったぁ~e-330
ハラハラしながら読ませていただきました。
スターゲイジング、初めて聞きました。
こんな事もあるんだぁと勉強になり、記事にしていただいた事に感謝です。
それにしても本当に無事でよかったe-267

くちばしカットで少しストレスの元を解消!
マメらしい一面を見せ始めたひおり君e-420
どうかこれからたくさん元気な姿を私達に見せてねe-446

薬の誤嚥ですか!読みながらハラハラドキドキしましたが、無事に家に戻ることができて本当に良かった・・・。投薬は、トリにもストレスですが、ヒトにもストレスですよね(先代インコのとき大変でした)メガバクを治療できたのはお二人の愛情と頑張りの結果ですだと思います。ひおりちゃんが、ひなたちゃんに会うのは、まだまだ先ですね!

Re: まめぴ~さん。

確かに!休診日でなかったのがラッキーでしたね~。
いろんなラッキーが重なって無事でいられたと思います。
ツライめにあわせてしまって、ひおりにホント申し訳なくて。
ラッキーをあてにすることなく、これから気をつけます。

Re: cupさん。

cupさんは優しいな~と、執事が喜んでおります。
こういうのは慣れていても慣れていなくても、
なにかの加減で事故っちゃうものなのでしょうか。
本当に助かってくれてよかったです。
cupさんや羽さんみたいな、確かな飼育テクニックを身につけなくては!
はあ。今回の件は、かなりわたしたちにキツい警告だったと思います。

Re: huuuukaさん。

カゴから取り出すときは、カゴの上部をバカッ!と外しました。
そうしないと、止まり木につかまったままの足がほどけなくて。
呼吸が苦しいので空を見上げたような体勢になるのかもしれません。
いまは、退院したらすっかり元気になりました。
これからは皆さんにご心配かけないよう、
飼い主はひたすら努力する所存です(笑)。

Re: まめさん。

お薬の直接投与は難しいですね~。
ひおりは舌でスポイトの先を押さえて薬が出ないようにするんですよ。
もっと甘くて飲みやすいお薬だったらいいんですけどね~。
万一のことがあったら、もう鳥は飼えなかったね・・と
執事としみじみ話しました。本当によかったです。

読みながらドキドキしてしまいました・・・・。
ひおりちゃん、回復してくれて良かったですね。ほっ。

誤嚥の症状ってこうなるのですね。
うちもチョコチョコ直接投与をしないといけない時があったりしたのですが、幸いに自らゴクゴクと飲みにきてくれたので誤嚥の事とかは考えた事はありませんでした・・・。
執事さん、落ち込まないでくださいねー。
週1回のお注射、ひおりちゃんチクっと痛いけど頑張ってねー。
千葉の空の下から応援してますー☆

Re: ひなっぴ。さん。

お騒がせしてすみません。
そのときはどうなるかと覚悟しましたが、無事回復してくれました。
自分から飲んでくれるような甘いお薬だったらいいんですけど、
そういう場合ばかりじゃないですもんね。
でも、なんだかあれ以来元気になりました。
元気にならないとまた薬だあ!って、気合入ったのかも?

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