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2015-03-03 (Tue)

「いつかくる日」は、大抵の場合、「突然」なんですよね。


ひおり全景。
↑ たくさんお花をいただきました。ありがとうございました。


ここのところ、ひおりの呼吸が速くなっているのを見て
「ああ、かなり心臓が進んでいるんだろう」とは、思っていました。
前々回のブログでも書いたとおり。
ふう、ふう、と身体全体を上下させてましたから。

ただ、それも投薬後とか、眠っているときの話で、
その他のときはひおりなりに、元気に過ごしていたんです。
前の晩には、わたしと執事の間をぴょん!と跳んで移動してみたり、
その日の朝でさえ、ごはんを空っぽになるまで食べていました。

ほんの数時間のあいだに、不意に消えてしまいました。
お昼くらいから2時くらいまでは、普段から眠っていることが多かった。
3時くらいになり、部屋が陽ざしで暖かくなったので
執事がひおりを出して窓際でひなたぼっこをしようとすると、
ちょっと眠たげだったそうです。

それからは、声をかけると目を開けて反応はするものの
だんだんと反応が小さくなり、
やがて止まり木にとまったまま、頭を下げはじめてしまった。
背眠もせず、うずくまりもせず、
急激に頭を落としてしまったそうです。

わたしは昼から仕事で出ていました。
執事は緊急電話をかけてきましたが、
「病院へ行くの?」 「いや、もうそんな状況でもないかもしれない」と。
つまり、あっというまに、もう保たないんじゃないかという臨界点。

執事はここで動かしたらまずいと分かりつつ、
けれど行動しなければ夜までも保たない。
どちらにしても保たないなら、行こう!
一瞬の迷いのあと、そう判断して病院へ向かったそうです。

わたしも仕事先から病院へ直行しました。
すごいタイミングで病院の前で合流。
看護師さんがすぐに保温室へと運んでくれましたが、
もう、看護師さんにケースを渡す時には動いていませんでした。
ああ、やっぱり保たなかった…。

すぐに先生が「もうね、残念です…」といいながら
ひおりの亡骸を見せてくれて、面談。
まだひおりの身体は温かかったです。

やっぱり、心臓が衰弱していたのだろうと思います。
小さなタール便が1個だけ、ケースの中に残っていました。
どこか消化管から出血していた可能性もあります。
昼にはつやつやのピンク色だったくちばしと脚が、
粉っぽく、白っぽくなっていました。

わたしは、まるで老衰みたいだな、と思いました。
心拍が弱まると脳の血流が減って、意識が朦朧とする。
声をかけると目を開けて反応するのに、また眠りに引き戻される。
執事も、まさにそんな感じだったと。

ひおりの身体も、ケースの中も、
吐いたり暴れたりした形跡は何もありませんでした。
とても静かで、やすらかな最期だったのだと思います。


2015/02/07
↑ 2月7日のひなたぼっこ。


わたしは、その朝のお世話をして、保温室の中にいるひおりを
軽くカキカキして、「行ってくるね~」 と声をかけたのが最後になりました。
首をかしげて、気持ちよさそうにしていました。



遠くはない未来に、その日はくる。
それは血管拡張剤を使いはじめた11月から、自分に言い聞かせてきました。
先生が「心臓がここまできてしまったか、と残念」とつぶやいた日から。

ひおりの「終わりのはじまり」は、確実に進んでいたのですね。


ひおり寄り。
↑ 遺影もひなたぼっこ中の写真にしました。


ただ、自分でもこれは意外に思うのですが、実はわたしも執事も、
予想以上のショックはありません。
とても寂しいのは確かでも、どうにもできないほど悲しい、わけでもないんです。

そりゃあ、もっとずっと一緒にいられたら
その方がどんなに幸せで楽しかっただろうとは思いますが。

執事は、キュアーに入りっぱなしのいわゆる「要介護生活」が終わったことに、
わたしは、ひおりが長く苦しまずに逝けたことに、どこか安堵しています。

ひおりはひおりなりに、わずか4歳3ヶ月ではありましたが、
十分に生きたと思います。
ミラクルだって、何度も見せてくれました。

だから、わたしはひおりを褒めてあげたいです。

あっぱれ!
がんばったね!
いい子だったね!

皆さんも、きっとご理解いただけると思うのです。




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